第75回豊岡市美術展
[敬称略、原則五十音順]招待・一般・高校の部
絵画
審査員:熱田 守、内藤 絹子
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招待の部 招待優賞
でっかいなぁ!
昨年度の丁寧に描写され且つ全体の構成、色彩等バランスがとれた作品が印象に残っています。今回の作品は、ジンベエザメを見て感動した子供の素直な気持ちがよく伝わってきます。まだ2作品しか見ておりませんが、スタイルが出来ているように思います。今後どのように進展させていくのか楽しみです。 (熱田)
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一般の部 市長賞
金魚殺人事件「取扱注意」
昨年度の作品に比べて色彩も増え、画面からはみ出す試み等、表現力が向上されています。今後の展開が楽しみな作品です。 (熱田)
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高校の部 市長賞
最後の葛藤
圧倒的にインパクトのある作品でした。内臓、架空の動物、骨、目玉、無数の足などなどヒエロニムス・ボッシュを彷彿とさせる細密描写、色彩もイメージと調和しており、画面いっぱいに作者の表現に対するエネルギーが感じられます。 (内藤)
書道
審査員:森嶋 隆鳳
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招待の部 招待優賞
小倉百人一首
百人一首三首を横に展開された秀作。細い線条ながら筆先の利いた線で、美しい字姿、各行の流れるような連綿、行間、字間の響き合う余白等、三つのグループに散らし方を工夫された章法と相まって素晴らしい作品に仕上がりました。
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一般の部 市長賞
池田草庵の詩
墨量豊かに堂々とした調和体の作品です。ゆったりした呼吸のリズム感を大切に、言葉を噛みしめる様に書く姿勢に好感が持てます。渇筆が出れば更に良い作品になるでしょう。
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高校の部 市長賞
臨王鐸家中南澗作
墨量タップリに力強く堂々と王鐸の臨書を見事に書かれ敬服です。文字の大小、線の太細、単体連綿による各行の絶妙な流れが素晴らしいです。今後も更に王鐸を追い求めて下さい。
写真
審査員:池本 喜巳
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招待の部 招待優賞
タイムスリップ
「どこでもドア」のような写真が面白いと思い、惹かれた作品です。「どこでもドア」を通って下の写真にタイムスリップするということに、作者が描く懐かしい思い出を感じられます。ドアの写真をいれることによって、様々なイメージが膨らむユニークな作品です。
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一般の部 市長賞
あなたがいるしあわせ
何でもない日常の風景のひとつを切り取ったところに惹かれた作品です。撮影された方の人柄からくるのでしょう、二人のおばあさんの笑顔が印象的です。しっとりとした背景の表現などベテランのテクニックが感じられ、オーソドックスながらとても好感が持てました。
彫刻・工芸
審査員:森野 彰人、松井 紫朗
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招待の部 招待優賞
生命力
陶磁器が有する素材、釉薬を上手に使いこなし、アスパラガスの特徴を捉え、生命感ある表現となっています。 (森野・松井)
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一般の部 市長賞
大沢崩れ
富士山の大沢崩れを、壺のモチーフに選んでいます。その自然原理を抽象的に造形し釉調を上手に利用することにより、ダイナミックで壮大な表現となっています。 (森野・松井)
児童・生徒の部[推薦作品]
図画
審査員:熱田 守、内藤 絹子
- [総評]
- 児童は、思い思いに色や筆を使い、のびのびと描けていたと思います。その中でも、力みなぎる元気なものを選びました。高学年になるほど、技術のレベルが高く、選出するのに時間がかかりました。これからも、日々の生活で考えたこと、感じたことをエネルギッシュに絵の中で表現されることを願います。 (内藤)
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みずばっしゃーん!
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かにのおかあさん えささがし
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さあ!さかなをとりにいこう!
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しゃぼんだまらんどへレッツゴー!
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せかいいちつよいざりがに
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とのさまばったすべりだい
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火にとびこむ水のりゅう
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たまごからおっこちた
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トンボとわたしの大ぼうけん
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木の上で遊ぶと楽しいな
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何をしてあそぼうかな?
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ラッキー見れた!
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鉄棒にぶらさがるぼく
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年に一度しか咲かない花
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大きな木がほしい
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雨の日の玄関
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田植えをする人
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夢の空の銀河鉄道
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幸せな日々のはじまり
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こころのもようで描く私
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俺様のキック
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オーロラが見えた日の空
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あかね空と電線
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おばあちゃん家の夏休み
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見つめる
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あげないよ
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河原でのひととき
習字
審査員:森嶋 隆鳳
- [総評]
- 応募作品が昨年より20点近く増加し大変嬉しく思います。皆さんが日頃から一生けんめいに練習された力作が多く、審査が大変でした。これからも好きな習字を長く続けてくれる事を願っています。
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牛
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土
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山
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正
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赤
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一生
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光
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火山
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花
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大地
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人生
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水玉
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緑風
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無我
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地球
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秋風
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理想
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地球
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晴耕雨読
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春風梅花開
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友愛の精神
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至徳照天地
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至徳照天地
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江山景物新
特別招待の部
書道
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馨しい花
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白楽天詩
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萬葉集
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城崎温泉
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光陰
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登金山二首
彫刻・芸術
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鳥になりたかった流浪の民2024





































































