豊岡演劇祭は、舞台芸術を中心に様々な演目が行われるアートイベントであり、招待演目と自主参加演目で構成されるフリンジ型の演劇祭。2019年度にプレ演劇祭（第0回）を開催し、盛況を博した。2020年度は演目数、会場数を増やし、第1回豊岡演劇祭として本格的に始動する。将来的には、アジアを代表する演劇祭を目指していく。

◆フェスティバルディレクターメッセージ
豊岡演劇祭は、国内外のトップクラスの舞台をそろえてお届けする招請演目と、将来を嘱望される若手の自主参加によるフリンジ部門に分かれます。
国内外から集まるお客様には、招請演目を見ながら、空いている時間を、フリンジを観るか、温泉に入るか、そばを食べるか、豊岡の多様性を楽しんでいただければと考えています。
夜は、江原地区にフェスティバルカフェを開設し、地元の皆さん、演劇祭に集まった演劇ファンの方たち、参加するアーティストが集まって、その日に観た作品について語り合う場を設けます。
豊岡市民の皆さんには、観る側に回るか、もてなす側に回るか、もちろん両方を楽しむか、ぜひ積極的にこの演劇祭に参加していただければと願っています。　　フェスティバルディレクター 平田オリザ

◆江原河畔劇場
江原河畔劇場は、平田オリザ（劇作家）主宰の劇団「青年団」の新たな活動拠点として、2020年4月、豊岡市日高町に完成。
1935（昭和10）年建設の旧日高町庁舎を受け継いだ旧豊岡市商工会館を劇場に改修した。
第1回豊岡演劇祭のメイン会場の一つ。